シャンパーニュ地方はパリの北東約150kmのところに広がっていて、フランスのぶどう産地としては最も北に位置します。
シャンパンと呼ばれるのは、1919年にAOC(原産地呼称統制)法によって定められた定義に基づいて、上記シャンパーニュ地方でつくられた8つのブドウ品種、ピノノワール、シャルドネ、ピノムニエ、アルバンヌ、プティ・メリエ、及びピノ系の全てを材料として醸造された発泡性ワインのことです。
シャンパーニュ地方以外で醸造される発砲ワインを総称してスパークリングワインと呼んでいます。日本ではスパークリングワインと呼ぶのですが、フランスではヴァンムスー、イタリアはスプマンテ、ドイツではゼクトがあります。
シャンパンの製法はメトード シャンプノワーズ(シャンパン方式)と呼ばれ、第一次発酵の後各社独自のブレンドをし、それに糖分と酵母を加え、瓶詰め第二次発酵となります。
ここから15ケ月から数年間じっくり瓶熟成となります。この時に気泡が発生し、オリもたまります。ルミュアージュ(動瓶)をし、瓶の入口に集めデゴルジュマン(滓抜き)という作業で除去し、量が減った分をリキュールで補充し(ドザージュ)、そしてシャンパンが出来上がります。最近ではまったくリキュールを加えないノンドザージュ、低ドザージュが注目を集めています。
シャンパンといえるのは、シャンパーニュ地方で上記ブドウ品種で、このような製法で造り上げられるものだけです。
また、シャンパンは生産者生産者毎に番号があり、ラベルに記載されます。
(例 RM-24795 04)
最初2桁のアルファベットは形態を表し、この場合は
RM:レコルタン マニピュロン(生産者元詰シャンパーニュ)の形態ということです。
シャンパンの生産者の形態はいくつかに分かれますが大きくは下記の3種類になります。
R&Wがこのたび皆様にご案内するのがRMシャンパン(レコルタン マニピュラン)です。 造り手が自ら丹精こめて栽培したブドウからシャンパンを製造し、ボトルリングまでを一貫して行うRMシャンパンは、造り手の性格が表れた、誇りに満ち溢れた出来上がりのシャンパンばかりです。